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雪掻き









数日、雪掻きをする日が続いている。
降雪の少ない土地の方は東北の冬は雪がつきものと想像している人も多いけど、
実はそんなこともなくて故郷である福島県内に限っても、
雪が多く積もる地域とほとんど積もらない地域に分かれる。
わたしの実家は雪が降らないわけではないが、
積もるかといえばそんなこともない地域だったし、
だから雪掻きもどれだけ大変な作業なのか、地域によって雪質が違うとか、
上手な雪掻きの仕方があるとか、そんなことはほとんど知らないで生きてきた人間だった。
正真雪弱者である私が、たくさんの偶然で岩手県に住むことになってはや数年。
今年の冬は暖冬だとよく言われるけど、これほど体で実感した年はない。
とにかく雪が降らない。
例年、12月と1月は景色が真っ白く塗りつぶされて当たり前で、
道路のアスファルトや畑の土や草がむき出しになっていることは経験したことがなかったし、
これだけ順調に、漆の木の伐採が雪に邪魔されることなく進んでいくこともなかった。
ところが週末あたりから雪が降りてきた。
「あ、やっぱり冬は雪がないとね、冬って感じがしないよね」なんて感傷的なことを思っていたら、
朝起きてみて・・・。
洋菓子職人が徹夜で粉砂糖を大空から振りまいたと錯覚するほど、
一面ふんわり柔らかい雪が積もっている。
白状すると、正直一瞬だけ「ウツクシイ」なと思った。
でも淡雪みたいな感情はほんの一瞬だけ、5分後に待っている雪掻きを思うとそんな感情はいらない。
ただ雪をどかすことが求められ、それこそが今必要なのだ。


ようこそ雪、そして早くどこかにいっちまえ!
 
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「うつわベーシック 碗と椀」
2019年3月13日(水)–5月13日(月)
国立新美術館B1階 SFT GALLERY(東京)
>>詳しくはこちら
「フィールドオブクラフト倉敷」
2018年5月12日(土)–13日(日)
倉敷市芸文館前広場(岡山)
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「飯碗と汁椀展」
2018年3月2日(金)–3月28日(水)
うつわ京都やまほん(京都市)
>>終了しました
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