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「日野明子の仕事・8」参加中です

掲載が遅くなってしまいましたが、今年も博多の工藝風向さんで行われている

「日野明子の仕事・8」へ参加させていただいています。

今回も定番のお椀を置いていますので、暑い季節ですが足をのばしていただければと思います。

 

 

気付けば7月半ばを過ぎ漆掻きの季節も中盤に入りかけています。

今年はまだ漆掻き情報をアップしておりませんでしたので、少しだけ写真を。

昨年は引越の影響もあり集中して漆掻きができたとは言い難い年でした。

クスサンの大量発生に悩まされた年でもありましたが、今年もやはり何本か裸にされてしまいました。

素っ裸になった木を見上げながらふと思ったのですが、

現代は機械の力で農薬を上手に散布すれば毛虫たちは一網打尽です。

ではそんな機械の力を用いることができない遠い昔はどうしていたのでしょうか?

気になります。

でも分かりません。こんど漆掻きの古老に聞いてみたいと思います。

仮にこれだけの量を全て人力で対処していたのかと想像すると、気が遠くなる。

幸い、今年の森はそれほどの被害がないのがせめてもの救い。

昨年の反省が少しだけ生きていますが、

昔日の方々のご苦労を思うとぱんぱんにお腹の張った毛虫を踏み潰す足の力にも気合いが入ります。

 

 

山にいると俺は言葉で生きてる側の人間じゃないんだなと思う

ここでは「具体的に話せ」「論が通っていない」式の問答は無意味だ

「身体を動かすこと」それがただ一つの意味であり答えだ

 

 

 

 

ここの山の爺さんは漆の木を愛していると思う

 

爺さんは腰が曲がった姿で毎年山に入り

漆の木に肥料をやり下草を刈りこれからの漆の木を育てている

はたして写真の幼い漆の木があと十年以上後に立派に成長した姿を見られるだろうか。

言葉や文字で生きている人間から見たら馬鹿に見えるだろうか?

でもほとんどの人間には無駄に見えることを、それでもひどく地味にこつこつこなしていく

身体で生きている、こういう価値、こういう人間が好きだ

 

 

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「うつわベーシック 碗と椀」
2019年3月13日(水)–5月13日(月)
国立新美術館B1階 SFT GALLERY(東京)
>>詳しくはこちら
「フィールドオブクラフト倉敷」
2018年5月12日(土)–13日(日)
倉敷市芸文館前広場(岡山)
>>終了しました
「飯碗と汁椀展」
2018年3月2日(金)–3月28日(水)
うつわ京都やまほん(京都市)
>>終了しました
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